拒否すべきではないこと
人を拒否すべきではありません。
この考え方にとらわれて人生を不幸にしている人が少なくありません。
たとえば、断れないことはなかったのに、断るのはわるいと思って結婚したとか、つきあい上断りきれずに保証人になったばかりに、入の後始末のために生きる人生になったとか。
日本文化はお互いに甘え合うことを是認しているので、人がこちらに甘えてきたのを拒否すると、自分も人に甘えられなくなり、その結果、世間さまとのつきあいの絆が切断されるかのごとき不安におそわれる。
それゆえ、多くの人は幼少期から「人を拒否すべきではない」という考えを植えつけられてきたのです。
しかし、よくよく考えてみると、この考え方は人生の事実に則しているとはいえない。
というのは拒否のない人生はないからです。